シンセサイザーの基礎

sabro

2008年03月22日 22:01


Sabroは、まだほとんどシンセサイザーは触ってないんだけど、本を読んで知識だけはあるので、今日はシンセサイザーについて解説しちゃいます^^

シンセサイザーは、昔は専用機器をそろえる必要があったのですが、現在では、シンセサイザーソフトでコンピュータ上に仮想的な機器を作り出すことにより、PC上だけで音作りが出来るようになっています。以下の画像は、シンセサイザーソフトのSynth1です。



シンセサイザーは、大きく分けると、オシレータ、フィルタ、アンプの3つの部品があり、オシレータで音の波を生成し、フィルタで余分な音を削ぎ落とし、アンプで音量調節することで音を作ります。次に、それぞれの部品について詳しく見ていきます。

1.オシレータ
音というのは波なのですが、オシレータはこの波を生成する部品です。上記画像のオシレータの左上を見ると、いくつかの波の形が見えますよね。他にもやたらパラメータが多いですが、機能としては波形を生成するものだと覚えておいてください。画像を見て分かるようにSynth1では、オシレータが2基ついていて、波形を重ね合わせることができます。

2.フィルタ
オシレータから作られた波は、高い音から低い音まで色々含んでいますが、フィルタで低い音のみ通すようにすることで、太い音にしたりといった調整ができます。低い音のみ通すフィルタをローパスフィルタと言いますが、なんとなく聞いたことがあるんじゃないでしょうか。具体的には、A、D、S、Rのつまみを弄ることでフィルタの掛かり具合を調整します。調整方法を詳しく知りたい方は、「エンベロープジェネレータ」とかで検索してみてください。

3.アンプ
アンプでは音量を調整します。こちらも調整方法はフィルタと同じくエンベロープ方式です。


オシレータ、フィルタ、アンプの他にも色々機能がありますが、これらはシンセサイザーの種類によっては付いてない場合があるので、あくまで基本はこの3つの部品だと覚えましょう。

それではっ (^^)/
サウンド