2010年10月27日
メッシュインポートオープンベータ - レポート3
今回は、ちょっと寄り道してMMDモデルのインポートに挑戦。
モデルはVPVP wiki - モデルデータからお借りしました。けいおんの平沢唯で試そうと思ったんですが、うまくBlenderへインポート出来なかったので、あずにゃんで挑戦です。
MMDのモデルデータ「pmdファイル」をBlenderへインポートするツールは、すでに作ってる方がいらっしゃいました。VPVP wiki - データ変換系ツール/モデラーを開いて「Blender関連 → Blender2Pmd」から辿ってダウンロードしましょう。
ダウンロード出来たら解凍して、出てきたファイルをBlenderのScriptフォルダへコピーします。さぶろーのVista環境では「C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Blender Foundation\Blender\.blender\scripts」にありました。

スクリプトをコピーしてから、Blenderを起動すると、ImportメニューにPMDファイルが追加されています。

ダウンロードしたあずにゃんのPMDファイルを指定すればインポートできますが、ファイルパスに日本語が使われているとエラーになるので注意。インポート完了であずにゃんモデルがBlenderに表示されました。

メッシュインポートオープンベータ - レポート2の要領でこのモデルをエクスポートして、セカンドライフへ持っていったところ、体の一部が抜け落ちています。

あずにゃんモデルに付いていたテクスチャもアップロードして貼りつけてみましたが、やはり体の一部は足りないまま。

ちょっと調べてみたところ、原因はマテリアル(オブジェクトの面の設定)が分かれすぎていることにあるようでした。Editingを選択して、Link and Materialsパネルを見ると、マテリアルが15に分かれています。メッシュで使用可能な面は8つらしいので、ここから7つのマテリアルを削除する必要があります。たとえば15中12番目のマテリアルを選択して、Selectボタンを押してみましょう。

すると、このように12番目のマテリアルが選択されます。12番目はギターだったようですね。ギターをインポートする余裕はなさそうなので、これは消してしまいましょう。

ギターが選択された状態で、Deleteキーを押すとEraceメニューが表示されます。Verticesを選んで選択されている頂点を削除します。

この要領で、いらないマテリアルを削除していきます。ギター、ネコミミ(消したくなかった・・・)などを消していってなんとか、マテリアルを8個以内に収めることができました。

そして、無事インポート成功( ̄∇  ̄ )

マテリアル調整などが必要とはいえ、MMDがインポートできるインパクトはかなり大きいです。これ目当てでセカンドライフをやってみる人も多いかもしれません。ただ、今回のあずにゃんモデルも含めMMDモデルは基本的に商用利用、配布などは禁止されています。インワールドでも販売や配布は控えて、あくまで個人の実験目的にとどめておきましょう。
次回は、Rigged Mesh(メッシュで作るアバター)に挑戦してみたいと思います。ボーンとか全く分からないんですが大丈夫でしょうか・・・( ̄□  ̄ ||
モデルはVPVP wiki - モデルデータからお借りしました。けいおんの平沢唯で試そうと思ったんですが、うまくBlenderへインポート出来なかったので、あずにゃんで挑戦です。
MMDのモデルデータ「pmdファイル」をBlenderへインポートするツールは、すでに作ってる方がいらっしゃいました。VPVP wiki - データ変換系ツール/モデラーを開いて「Blender関連 → Blender2Pmd」から辿ってダウンロードしましょう。
ダウンロード出来たら解凍して、出てきたファイルをBlenderのScriptフォルダへコピーします。さぶろーのVista環境では「C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Blender Foundation\Blender\.blender\scripts」にありました。

スクリプトをコピーしてから、Blenderを起動すると、ImportメニューにPMDファイルが追加されています。

ダウンロードしたあずにゃんのPMDファイルを指定すればインポートできますが、ファイルパスに日本語が使われているとエラーになるので注意。インポート完了であずにゃんモデルがBlenderに表示されました。

メッシュインポートオープンベータ - レポート2の要領でこのモデルをエクスポートして、セカンドライフへ持っていったところ、体の一部が抜け落ちています。

あずにゃんモデルに付いていたテクスチャもアップロードして貼りつけてみましたが、やはり体の一部は足りないまま。

ちょっと調べてみたところ、原因はマテリアル(オブジェクトの面の設定)が分かれすぎていることにあるようでした。Editingを選択して、Link and Materialsパネルを見ると、マテリアルが15に分かれています。メッシュで使用可能な面は8つらしいので、ここから7つのマテリアルを削除する必要があります。たとえば15中12番目のマテリアルを選択して、Selectボタンを押してみましょう。

すると、このように12番目のマテリアルが選択されます。12番目はギターだったようですね。ギターをインポートする余裕はなさそうなので、これは消してしまいましょう。

ギターが選択された状態で、Deleteキーを押すとEraceメニューが表示されます。Verticesを選んで選択されている頂点を削除します。

この要領で、いらないマテリアルを削除していきます。ギター、ネコミミ(消したくなかった・・・)などを消していってなんとか、マテリアルを8個以内に収めることができました。

そして、無事インポート成功( ̄∇  ̄ )

マテリアル調整などが必要とはいえ、MMDがインポートできるインパクトはかなり大きいです。これ目当てでセカンドライフをやってみる人も多いかもしれません。ただ、今回のあずにゃんモデルも含めMMDモデルは基本的に商用利用、配布などは禁止されています。インワールドでも販売や配布は控えて、あくまで個人の実験目的にとどめておきましょう。
次回は、Rigged Mesh(メッシュで作るアバター)に挑戦してみたいと思います。ボーンとか全く分からないんですが大丈夫でしょうか・・・( ̄□  ̄ ||
タグ :メッシュインポート
メッシュインポートオープンベータ - レポート2
メッシュインポートオープンベータ - レポート1
メッシュインポートもう少し調べてみた
メッシュインポートオープンβの開始日が決定
Viewer2.2 Beta の情報
セカンドライフでゲームをつくるということ
メッシュインポートオープンベータ - レポート1
メッシュインポートもう少し調べてみた
メッシュインポートオープンβの開始日が決定
Viewer2.2 Beta の情報
セカンドライフでゲームをつくるということ
Posted by sabro at 14:39│Comments(3)
│セカンドライフ
この記事へのコメント
おお・・これはすごい・・!
kagami kohimeさんもMMDとSLの連動研究されてますし、MMDとSLがシームレスにつながる日は近いかもですね。
kagami kohimeさんもMMDとSLの連動研究されてますし、MMDとSLがシームレスにつながる日は近いかもですね。
Posted by yoshihiro Obolensky at 2010年10月27日 15:23
MMDとSLの連携は
確かに大きく取り上げられるタイミングがありそうです( ̄∇  ̄ )
その時、MMDや3DCGを趣味にしているユーザに受け入れられるかどうかで
セカンドライフの将来が大きく変わるかもしれませんね。
確かに大きく取り上げられるタイミングがありそうです( ̄∇  ̄ )
その時、MMDや3DCGを趣味にしているユーザに受け入れられるかどうかで
セカンドライフの将来が大きく変わるかもしれませんね。
Posted by sabro
at 2010年10月27日 16:29

・・・)などを消していっます。インワールドでも販売や配布はモデルも含イフをやす。ギター、ネコミミ(消したくなかっためMMDモデルは基本的に商用利用、配布などは禁止されていマテリ目当てでセカンドラってみる人も多いかもしれません。ただ、今回のあずにゃんアルを削除していきま
Posted by custom research papers at 2012年01月26日 12:55